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内容説明
韓流ブームは何をもたらしたのか!ブームの担い手・女性たちの動向を見据えるとともに、「冬のソナタ」「チャングムの誓い」など話題作をジェンダーで読み解き、映像表現の新しい潮流の可能性を展望する。21世紀アジア文化の創造に向けて女性たちへ熱きメッセージをおくる初の本格的な韓流文化論集。
目次
1 座談会 「韓流映像文化と女性」
2 ジェンダーで読む韓流(韓流ブームとジェンダー―「純愛」、そして女たちが見つめているもの;韓流をめぐる旅―そのジェンダー力学とは ほか)
3 『冬のソナタ』の時空(現代のおとぎ話『冬のソナタ』の物語の構造;「冬ソナ」の女性像―現代版ファム・ファタール ほか)
4 韓流メディア 映画とドラマの現在(インタビュー「映像とアジア」;韓国ドラマの魅力 ほか)
5 在日・韓国の歴史と文化(在日文学;韓国における文学の現況―二〇〇四~二〇〇五 ほか)
著者等紹介
水田宗子[ミズタノリコ]
城西国際大学学長・教授
長谷川啓[ハセガワケイ]
城西短期大学教授
北田幸恵[キタダサチエ]
城西国際大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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うしろや
0
2006年に出た。 韓流ブームが起こり、当時いろんな視点から分析されただろうけど(興味なかった)フェミニズムの視点から書かれた本はどれほどあっただろう。 執筆者は30人近くいて、3分の1が男性。 最初の座談会からしてむずかしい。作品をどれだけ知ってるか、覚えてるかという基礎的なことがあやふやなので、うなずくだけでご意見を流し込むしかできなかった。しかもすぐ流れ出た。 15年前と今、フェミニズムはどう進んだか変わったか。 そこにも疎い。300ページ足らずだけど2段組みなので読むの大変。お勧めします!(苦笑)2020/03/04