内容説明
本書は、オーストリア親子法の全容を素描することを目的とする。(1)家族法の全容を明らかにし、それをもとに比較研究する、(2)比較研究の成果を、可能であれば、わが法の改正ないし解釈上の参考となる提言に結びつけたい、というのが最終の目的である。
目次
第1章 嫡出否認(嫡出の推定;否認権者 ほか)
第2章 任意認知(旧法の基本構造;認知法の基本構造 ほか)
第3章 裁判認知(非嫡出子と父性推定規定;父性推定の排除 ほか)
第4章 養子縁組(縁組の成立要件;縁組の方式 ほか)
第5章 親子関係の効力(氏と命名;扶養 ほか)
著者等紹介
松倉耕作[マツクラコウサク]
南山大学教授
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