ケアの組織を比較する―パリと東京

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  • サイズ A5判/ページ数 162p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784779300691
  • NDC分類 498.16
  • Cコード C3036

内容説明

医療をめぐり、医師の技術、病院の経済とともにケアの質が問われている。フランスと日本の看護師たちは、新しいケアのあり方を構築する担い手となることが出来るか。1960年代から1980年代以降へと社会の転換をあとづけつつ、国際比較により、今後の医療組織を探索する。

目次

序論 複数の次元の「まとまり」
第1章 ケアのプロフェッションの生成
第2章 ジェンダーの脱構築
第3章 キャリアの形成からコーディネーションへ―パリ
第4章 制度への非統合から統合へ―東京
第5章 病院の経済
結論 ケアの組織論

著者等紹介

ブーロンニュ・ガルサン,マリーズ[ブーロンニュガルサン,マリーズ][Boulongne‐Garcin,Maryse]
パリ・ドフィーヌ大学院修士(病院管理学)。パリ・キュリー病院看護部長、パリ・ポンピドゥー病院看護部長などを歴任し、フランス・国立医療認定評価機構(ANAES)看護責任者など、看護管理の領域で活動している

モッセ,フィリップ[モッセ,フィリップ][Moss´e,Philippe]
エックス・マルセイユ大学院国家博士(経済学)。公共部門の経済社会学を専門とし、フランス厚生省・政策エキスパートなどで、医療改革に従事している。フランス・メディティラネ大学教授、経済労働社会学研究所(LEST)所長

井部俊子[イベトシコ]
聖路加看護大学院博士(看護学)。聖路加国際病院看護部長・副院長、日本看護協会副会長、聖路加看護大学教授を歴任し、聖路加看護大学学長。看護管理学を専門とし、看護および医療の組織の領域で研究および政策提案に関わっている

原山哲[ハラヤマテツ]
ヴェルサイユSQY大学院博士(社会学)。フランス政府給費留学により医療の組織の日仏比較をおこなうなど、組織社会学の領域を専門としている。聖路加看護大学助教授、三重大学助教授、久留米大学教授を経て、東洋大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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