内容説明
現代における「市民社会」「市場経済」「国家」の関係を経済政策を含む最新の研究成果を取り入れ、政治思想史と現代政策論の両面から考察する類書のない試み。
目次
市民と市民社会へのアプローチ
ヨーロッパの市民像の源流と政治社会
ヨーロッパにおける市民社会の形成と理論の系譜
国民国家と市民社会との関係
大衆社会の到来と大衆の問題
市民社会における「公」と「私」
市民社会の変容、ヨーロッパと日本
現代の市民社会の諸相
市民社会とアイデンティティ問題
市民社会と市場経済
現代社会と自己責任論
市場と民主主義
市場原理と公共財
サプライサイド改革の陥穽
グローバリゼーションと市民社会
著者等紹介
中谷猛［ナカタニタケシ］
立命館大学特別任用教授。人文科学研究所所属
中谷真憲［ナカタニマサノリ］
京都大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得満期退学。京都産業大学法学部専任講師
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
71
政治学の基本を本書で学べた。2010/01/28
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