K books series
ここまできた透明樹脂―ITに挑む高性能光学材料の世界

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  • サイズ B6判/ページ数 251p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784769341451
  • NDC分類 578.4
  • Cコード C3058

内容説明

情報技術(IT)の基本要素として、伝達機能、記録・再生機能、表示機能がある。その機能を実現させる上で欠かせないのが透明材料である。この材料は従来、無機ガラスが永く優位を保ってきたが、高性能透明樹脂の出現でその地位が揺らぎ始めてきた。本書は、光ディスク、光ファイバ、液晶ディスプレイ、各種レンズなどを挙げて、IT革命のコア技術とその展開を透明樹脂の視点からまとめた啓蒙書である。

目次

第1章 21世紀への挑戦―透明樹脂
第2章 光学特性の基礎
第3章 透明樹脂の展開
第4章 レンズ
第5章 光ディスク
第6章 プラスチック系光ファイバ(POF)
第7章 液晶ディスプレイ(LCD)
第8章 メガネレンズ
第9章 コンタクトレンズ(CL)

著者等紹介

井手文雄[イデフミオ]
1953年京都大学工学部工業化学科卒。同年、日本電電公社(現NTT)電気通信研究所入社。58年三菱レイヨン(株)入社。同社樹脂応用技術センター所長、中央研究所所長(取締役)、常務取締役、専務取締役などを経て、94年退社。その間、高分子学会副会長、京都工芸繊維大学客員教授、その他大学の非常勤講師を歴任。現在、執筆・講演活動に専念。工学博士。著書に『グラフト重合とその応用』(1977)、『高分子表面改質』(87)、『光学ファイバと光学材料』(87)、『実用プラスチック事典』(編集委員長)(93)、『オプトエレクトロニクスと高分子材料』(95)、『界面制御と複合材料の設計』(95)、『耐衝撃性高分子材料』(上・下)(96)、『実用ポリマーアロイ設計』(96)、『国際化時代の研究開発と新事業の創造』(99)
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