内容説明
トマス・アクィナスにも深い影響を与えた中世最大のユダヤ教哲学者マイモニデス(1135‐1204年)の生涯と思想を、後に二十世紀最大のユダヤ教思想家と目された若き日のヘッシェルが描き出す。日本で初めて紹介される本格的評伝。
目次
第1部 生成と成熟(流浪の生活;フェズにて;預言;模範;イスラエルへの畏敬 ほか)
第2部 克己と完成(マイモニデスを慕う巡礼者;「故国のアンダルシアでは…」;すべてのユダヤ系国民の首長として;アラベスク模様;対立 ほか)
著者等紹介
森泉弘次[モリイズミコウジ]
1934年東京に生まれる。1962年早稲田大学大学院文学研究科修士課程露文専攻修了。1973年北海道大学大学院文学研究科博士課程英米文学専攻中退。青山学院女子短期大学名誉教授。現在、ユネスコ所属日本翻訳家協会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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