内容説明
いじめ、不登校、学級崩壊、暴力…子ども社会が大きく揺れています。変わってしまったものは?変わらないものは?この本は子どもの「姿」を丹念に解き明かしていきます。子どもを知ることからいま、大人にできることをいっしょに考えてみませんか。
目次
1章 子どもの社会と文化をどうとらえるか
2章 子ども問題の原点としての幼児期
3章 子どもは仲間集団によって育つ
4章 ジェンダー形成と子どもの社会的世界
5章 楽しい学校をめざして
6章 少子化と福祉化社会のなかの子ども
7章 子どもが創る遊び
8章 児童文化から子ども文化へ
9章 マス・メディアにおぼれる子どもたち
10章 子ども問題の爆発―いじめ・不登校・児童虐待
11章 異文化のなかの子どもたち
12章 昭和初期の入試改革―子ども史研究の一断面