内容説明
脳性まひ児の動作改善を目的とした動作訓練法が、科学としての地位を確かなものにするには、訓練法の理論と技術を、科学技術的知識として体系的に示す必要がある。動作訓練法では、訓練技術にかかわる知識の体系化が、必ずしも十分になされていない。そこで本研究では、動作訓練法における訓練技術の要となる、訓練課題の「見立て」にかかわる問題を提起した。
目次
問題の所在と研究の目的
脳性まひ児の運動発達研究
動作訓練法―概略とモデルパターン動作
モデルパターン動作の獲得度を指標とした動作不自由と動作発達の分析(実用歩行を獲得していない脳性まひ児を対象とした分析;座位獲得過程にかかわる動作要素とその学習困難に関する分析;実用歩行を獲得している脳性まひ児を含めた分析;歩行、座位保持、移動運動獲得の可能性と条件)
脳性まひ児の動作発達経過―事例をまじえた総括
これからの脳性まひ児の訓練をめぐって
-
- 和書
- ブッダの〈呼吸〉の瞑想
-
- 和書
- 僕の陽気な朝 文学の冒険