出版社内容情報
文脈の整合性を支える言語表現の体系的整理,経験として一貫した全体像を保持するための推論や前提的知識の働きの解明など,テクストを多角的に分析・実証した書。
目次
第1章 談話・テクストと文脈の理解
第2章 慣習化された関係、間接的示唆による関係
第3章 経験的基盤と文脈の理解―文連鎖における認知プロセス
第4章 文脈構成における関連表示句の機能
第5章 「語り」と再現性―接続詞と物語叙法
第6章 終章
著者等紹介
甲田直美[コウダナオミ]
1969年青森県に生まれる。1994年筑波大学大学院修士課程地域研究研究科修了。1997年京都大学大学院博士後期課程人間・環境学研究科研究指導認定退学。1996年~1998年日本学術振興会特別研究員。2000年学位取得、博士(人間・環境学)、京都大学大学院博士後期課程人間・環境学研究科修了。現在、滋賀大学教育学部助教授、博士(人間・環境学)
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