内容説明
市民が望ましい政策を考えるための十分な情報を得る機会があまりにも少ない。マスメディアの情報は、実際に提示され、既に実行されている政策を単に記述するだけか、その欠陥をあげつらって批判に終始するかがほとんどで、日本の政治学者は政策決定過程を研究しても、政策内容そのものまではあまり掘り下げない。一方、欧米の若い政治学者の中には、特定の政策を研究テーマの中心に据え、それを軸にして政治現象を研究している者が少なくない。本書は、各国の政策を整理して提示したものである。
目次
政策科学の発展と本書のねらい
税制
社会福祉政策
労働政策
環境政策
文教政策
住宅・土地政策
運輸政策
農業政策
産業政策
エネルギー政策
情報・通信政策
外交政策
安全保障政策
政策論議の活性化を求めて
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- 和書
- 現代日本社会保障論