内容説明
軍事をタブー視した戦後政治のなかで、自衛隊はどのように成長したのか。官僚による統制と財政的制約を受けてきた歴史を探り、日米関係や防衛政策の内実を解明。新たな脅威のもと、転換点に立つ自衛隊の実態に迫る。
目次
軍事を忘れた国の「軍隊」―プロローグ
再軍備の開始
自衛隊の誕生と成長
第二次冷戦の中で
冷戦終焉と自衛隊
転換点に立つ自衛隊―エピローグ
資料 日本防衛に関する基本方針
著者等紹介
佐道明広[サドウアキヒロ]
1958年、福岡市に生まれる。1983年、学習院大学法学部卒業。1989年、東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程単位取得修了(政治学専攻)。中京大学総合政策学部教授、博士(政治学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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