歴史文化ライブラリー
仏画の見かた―描かれた仏たち

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  • サイズ B6判/ページ数 182p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784642055109
  • NDC分類 721.1
  • Cコード C0320

内容説明

仏画は“ほとけ”の世界観を分かりやすく描いている。如来はもとより菩薩・明王が中心となり、その仏と取巻くものたちが合わせて画面を構成。仏教の世界を求めて、中央アジア・中国・朝鮮・日本の多彩な仏たちを旅する。

目次

釈尊から仏陀へ(朝鮮の釈迦誕生図;シルクロードの仏伝図)
浄土のイメージ(法隆寺金堂壁画;此岸から彼岸へ渡る)
仏教を守護するものたち(十二神将のかたちと役割)
六道の苦しみからの救済(説法する地蔵菩薩;餓鬼に食を施す)

著者等紹介

中野照男[ナカノテルオ]
1950年、福岡県に生まれる。1973年九州大学大学院文学研究科哲学哲学史専攻修士課程修了。東京国立博物館を経て現在、東京国立文化財研究所美術部第一研究室長。主要著書・論文に中国石窟 クムトラ石窟 閻魔・十王像 十二神将像
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

umeko

11
専門的で図版が分かりにくく、気を抜くと読者である私がおいていかれそうになった。それでもなんとか、十二神将の章は興味深く読んだ。釈尊から仏陀、浄土、十二神将、救済をテーマに、仏教世界をどのように表現したかを考察している。浅学な私には、作品をどのように掘り下げ、読み解いてゆくか、その過程が勉強になった。2016/02/20

トーマス

1
面白いテーマだと思うけど、説明口調と白黒の図版のせいで分かりにくい。上級者向けであわなかった2014/08/10

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