秀吉の軍令と大陸侵攻

個数:

秀吉の軍令と大陸侵攻

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年05月16日 06時51分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 389,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784642028592
  • NDC分類 210.49
  • Cコード C3021

内容説明

大陸侵攻において、豊臣秀吉は前線の諸大名に決定権を与えず、日本からの軍令で指示を出した。軍令が届くまでの「時差」は、戦局にどのような影響を及ぼしたのか。軍令を分析して戦争の変容を解明、侵攻を体系的に叙述する。

目次

1 大陸侵攻の始動(九州平定と海外への服属要求―我朝の覚に候間、高麗国王参内の旨、仰せ遣わされ候;「征明」を期して―この度大明国へ御動座)
2 侵攻の緒戦(秀吉の名護屋入城―今日、名護屋へ御着座;漢城の陥落と国家拡張計画―大唐都へ叡慮うつし申すべく候;秀吉の渡海見送り―御渡海御延引ならるべき旨、達って言上候)
3 戦局の転換(秀吉渡海計画の再編―来春三月、御渡海;軍勢の再編制と戦線の見直し―先手の者共、都へ引き取り候由に候;明使節の来日―大明国より御侘び言申し上げ)
4 講和交渉の推移(在番体制と秀吉の凱旋計画―九月十日ころに、なこやをたち申すべく候;在番体制の継続―長々在陣辛労に思し召し候;講和交渉をめぐる明国・朝鮮・日本―大明の鈞命に依り、朝鮮国を恕宥せしむ)
5 慶長の再派兵(再派兵の軍令―赤国残らず、悉く一篇に成敗申し付け;朝鮮半島への固執―焼き動きにりやうとう境目までも、仰せ付けらるべし;最後の和平工作と将兵の撤退―諸城を引き払い、釜山浦へ相集まり、其れより帰朝あるべき軍)

著者等紹介

中野等[ナカノヒトシ]
1958年福岡県嘉穂郡に生まれる。1985年九州大学大学院文学研究科博士後期課程中退。柳川古文書館学芸員を経て、現在、九州大学大学院比較社会文化研究院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

siopy

0
大河ドラマ「軍師官兵衛」がらみで読んでみた。朝鮮出兵について一次資料を用いて詳述。日本国内統一と地続きの感覚で朝鮮に出兵、各地に代官を置くなど占領後の計画をちゃんと立てていたこと、当初の明との和睦は交渉当事者が互いに「相手国が降伏した」と捏造したもので、後に露呈して再度の出兵となったこと、さらに戦争目的が戦況が思わしくないことにより明の征服→朝鮮全土の占領→朝鮮南部の拠点確保と変化したことなどがよくわかる。2014/11/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1427971
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。