出版社内容情報
経済学が捨象してきた、人間の活動の場である「空間」を通して経済・社会を見直す、エキサイティングなテキスト。
内容説明
グローバリゼーションの中で、世界は均質化しているのか?経済地理学・社会地理学から、この問いに答える。経済学が捨象してきた、人間の活動の場である「空間」を通して社会を見直す、エキサイティングなテキスト。
目次
序章 われわれの世界はグローバル化しているのか
第1章 経済学が忘れてしまった空間
第2章 空間の広がりと、空間の距離・位置の、経済・社会への包摂
第3章 グローバルな空間はどうして作られたか―世界システムと国家領域
第4章 ネットワークによる空間の統合
第5章 相関空間―絶対空間・相対空間相互の絡み合い
第6章 建造環境
第7章 日本という国土空間の生産の地理的イデオロギーを探る―せめぎあう結節化と均質化
第8章 産業集積の形成によって空間の物理的な絶滅が図られる―ローカリティと都市を生産する市場的過程
第9章 経済のグローバルな領域統合と「世界都市」をめざす競争―そしてその対極としての最貧途上国
第10章 世界都市の貧困、差別、都市社会運動―都市建造環境と土地利用調整の歴史的変動
第11章 地球規模でも草の根でも考え、そして、行動しよう!
著者等紹介
水岡不二雄[ミズオカフジオ]
1951年生まれ。1986年合衆国クラーク大学大学院地理学部修了、Ph.D in Geography(地理学博士)学位取得。現職、一橋大学大学院経済学研究科教授
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