内容説明
本書は、刑法を初めて学ぶ人のために書いた概説書である。総論・各論を含め刑法全体を対象としている。基礎的理解に重点をおき、メリハリのある解説を心がけ、また、現実の生活において刑法が果たす機能を具体的に理解できるように工夫をしている。判例・通説を中心に客観的に解説し、自説を展開する場合も、通説との対比を忘れないようにしている。
目次
刑法の意義と機能
刑罰
刑法の基本原則
刑法の適用
刑法理論の基本問題
犯罪の意義と成立要件
構成要件
違法性
責任
未遂罪
共犯
罪数
刑罰の適用
犯罪各説
著者等紹介
板倉宏［イタクラヒロシ］
昭和９年１月生まれ。昭和３１年３月東京大学法学部卒業。昭和３６年３月法学博士（東京大学）。現在、日本大学法学部教授
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