出版社内容情報
社会の生きた現実としての犯罪を念頭におきながら,刑法各則の解釈論を簡潔・平易に解説し,
その問題点を明らかにするとともに,刑法各論の理解に必要な判例を最新のものまで豊富に盛り込んだ。
平成7年刑法改正を織り込んだ改訂版。
目次
第1章 国家の法益に対する罪(国家の存立に対する罪;国家の作用に対する罪;外国の法益に対する罪)
第2章 社会の法益に対する罪(公共の安全に対する罪;公共の信用に対する罪 ほか)
第3章 個人の法益に対する罪(生命・身体に対する罪;自由に対する罪 ほか)