出版社内容情報
この分野で活躍している著者らが,標準的な教科書となるよう内容を吟味したテキスト.
序章/都市型社会の到来/ヒートアイランド/都市の大気環境/都市災害/都市環境計測手法/CFDを利用した都市気候シミュレーション/自然や気候を生かした都市熱環境の改善/都市のインフラストラクチャー整備/他全14章
内容説明
都市が居住の中心の場となった今、たえず都市環境を改善し維持することは重要な課題である。建築・都市を学ぼうとする者にとって都市環境学の理解は欠かせない。ところが、これまで都市環境という広い分野を一冊にコンパクトにまとめた教材はなかった。そこで、都市環境学の基礎を学ぶスタンダード版教科書として本書を企画した。工学系教科書の特色である専門知識や技術の解説という枠組みにとどまらず、都市環境の設計・計画の理念を包含する広い視野から都市環境学を捉えている。
目次
第1部 自然と共生した都市環境(都市型社会の到来;ヒートアイランド;都市の大気環境;都市災害;都市環境計測手法;CFDを利用した都市気候シミュレーション;自然や気候を生かした都市熱環境の改善)
第2部 インフラストラクチャー整備と都市環境(都市のインフラストラクチャー整備;都市のエネルギー供給システム;都市の水供給処理システム;都市の廃棄物処理システム)
第3部 まちづくりと都市環境整備(都市環境計画と環境管理;環境のまちづくり事例;環境評価)