出版社内容情報
〔ソロモン諸島のラグーン世界〕ランガランガの貝貨づくりの民をはじめハワイ、マレーシア、インドネシアなど様々な地の海人たちを繰り返し訪ねて描いた環太平洋の海の文化史。
内容説明
人間と海との豊かなまじわり。ソロモン海マライタ島のランガランガ・ラグーンで貝貨をつくる人びとをはじめ、ハワイ、マレーシア、インドネシアなど、さまざまな地の海人たちを訪ねて描いた、環太平洋の海の文化史。
目次
序章 星空を映すラグーン
1章 ランガランガの海と生活
2章 異界への鍵としての釣針
3章 銛漁から見る海人社会
4章 魚名が語る海の文化史
5章 海人の十字路
6章 考古学と言語古代学からみた海上の道
7章 海を越える土器と貝
8章 ラグーンの花嫁を飾る貝貨
9章 ラグーン世界の部族史と世界観
10章 水底の文化史