内容説明
本書では、今後の情報通信あるいは情報流通時代の中核となるコンピュータによる通信とシステム実現のための基礎的な知識の提供をねらいとしている。第１章では、コンピュータ通信の今日を築いてきた技術の進展の流れを、第２章では、通信の基本的な構成要素とコンピュータ通信のしくみを一とおり理解できるように解説する。第３章から第６章で、コンピュータ通信を実現するための技術の詳細を解説する。第３章では、コンピュータのネットワーク化の基本となるＬＡＮ（ローカルエリアネットワーク）について、第４章では、ネットワークの範囲をより広く拡大していくための交換や伝送の技術について、第５章では、コンピュータ通信を利用し、情報流通に欠かせないオンライン情報処理システムについて解説する。第６章では、コンピュータ通信の全世界的な広がりに大きな役割を果たしているインターネット技術と今後の技術の方向を解説している。最後に、第７章において、コンピュータ通信の将来を概説する。
目次
第１章 コンピュータ通信の成立ち
第２章 通信の基本機能とプロトコル
第３章 ＬＡＮ（構内通信網）
第４章 データ通信網
第５章 オンラインシステム
第６章 インターネット
第７章 コンピュータ通信の将来
著者等紹介
松永俊雄［マツナガトシオ］
東京工科大学工学部情報工学科教授
木ノ内康夫［キノウチヤスオ］
東京情報大学総合情報学部情報システム学科教授
水谷正大［ミズタニマサヒロ］
東京情報大学総合情報学部情報システム学科教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
