内容説明
本書は、著者(トゥンキン博士)の博学な知識とソビエト内外の多くの文献を駆使して、時代の先端を行くシステム論から国際関係の分析を行った意欲的な労作である。本書は現代ソビエトの最も信頼のおける国際法テキストであると同時に、ソ連の国際法学や国際関係研究の現状を知るうえでも重要な文献である。
目次
第1部 国際システムと国際法(国際システム;国際システムにおける法の機能;国際システム内で機能する国際法おけび他の社会規範)
第2部 2つの社会経済体制―グローバルな国際システムの2つの概念モデル(グローバルな国際システムの現代帝国主義的概念モデルにおける法と力;国際システムの社会主義的概念モデルにおける法と力)
第3部 グローバルな国際システムの一般民主主義的モデルと国際システムの機能(グローバルな国際システムの一般民主主義的モデルにおける法と力;国際システムの機能における法と力)