出版社内容情報
キャプテン・クックの神格化とその死のミステリーを軸に,フィジーやマオリの白人接触時代における外来王について論じたサーリンズ独自の構造主義的歴史人類学。
内容説明
クック船長の神格化とその死のミステリーを軸に、フィジーやマオリの白人接触時代について、外来王について、ポリネシアの島々を舞台に展開する、構造主義的歴史人類学。
目次
第1章 クック航海記補遺、または野生の算術
第2章 時が変われば倣いも変わる―歴史の人類学
第3章 外来王、またはフィジーのデュメジル
第4章 ジェームズ・クック船長、あるいは死にゆく神
第5章 構造と歴史