平凡社新書
ギターは日本の歌をどう変えたか―ギターのポピュラー音楽史

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  • サイズ 新書判/ページ数 203p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582851441
  • NDC分類 763.55
  • Cコード C0273

内容説明

今や最も身近で愛されている楽器ギターは、いつ、どこで生まれ、どんなふうに世界に広がったのか。そして二十世紀の日本ではどのように普及し、日本の歌をどう変えたか。戦前のハワイアン、古賀政男、あきれたぼういず、戦後の田端義夫、ウエスタン/ロカビリー、エレキ・ブームまで。ギターをフォーカスにすると、ポピュラー音楽のユニークな歴史が見えてくる!J‐POPのルーツへの楽しい探索の旅。

目次

1 ギターの歴史/基礎知識編(まずギターについて基本的なおさらいから;エレクトリック・ギターは一枚岩ではない;ギターでないのにギターと呼ばれている楽器もある ほか)
2 日本のポピュラー音楽とギター/1945年まで(キリシタン学校では洋楽器を使って音楽を教えていた;唱歌管弦ノ道ニ敏捷ナル女性が弾いていた楽器;ギターはいつ日本に持ちこまれたのか ほか)
3 日本のポピュラー音楽とギター/戦後から現代へ(バタやんからはじまった敗戦後のギター;ストリート・ミュージックとしての「街の伊達男(ズンドコ節)」
憧れのハワイ航路へ ほか)

著者等紹介

北中正和[キタナカマサカズ]
1946年奈良県生まれ。音楽評論家。新聞や雑誌で世界のポピュラー音楽を紹介している。NHKFM日曜日『ワールド・ミュージック・タイム』DJ。東京音楽大学非常勤講師。ミュージック・ペンクラブ、日本ポピュラー音楽学会会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

味噌漬の味

1
とても読みやすく面白かった。ただ、日本のポピュラー音楽の変遷に興味があって読んだので、前半のギターの成り立ちの章は読むのが少々しんどかった。でも頑張って読んだおかげで、その後20世紀に入ってからの、本来興味があったハワイアン以降の章の面白さに深みが増したと思う。2012/03/04

いちはじめ

0
音楽関係の本、特に新書は期待外れのものが多いのだけれど、これは当たり。ギターという楽器からという切り口が素晴らしい。2003/12/02

悸村成一

0
今年、読了151冊め。2019/10/05

unterwelt

0
前半はギターの歴史で、後半は日本のポピュラー音楽とギターの関係について。戦前のハワイアンブームについては知らなかったので勉強になった。2019/09/20

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