平凡社ライブラリー<br> 山の出べそ

平凡社ライブラリー
山の出べそ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 295p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784582764598
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0395

内容説明

畦地梅太郎はこつこつと山を歩いた。動物的な原始の感情と感覚を研ぎ澄まし、一人、巨木の繋る原始林を好んで歩いた。高山・著名な山のみならず、故郷四国の山野を歩いた日々を、朴訥とした、味わい深い語り口で綴る、『山の眼玉』に続く、山の傑作画文集。

目次

山に考える
燕岳
美ガ原
三つの峠を越えて
スキー宿の夢
蘭さがし
南アルプスの記
八ガ岳山麓
雪の八ガ岳
聖山
冬の石鎚をゆく
親と子の山

著者等紹介

畦地梅太郎[アゼチウメタロウ]
1902年、愛媛県生まれ、版画家。20年、18歳で上京。油彩の自修期間をへて、版画家平塚運一の指導を受け、27年に日本創作版画協会展に鉛版画を初出品、入選を機に版画の道を歩み始める。のち木版画に移り、恩地孝四郎の影響を受けながら、40年頃より山を主題にした版画に取りかかり、山男など、版画作家として独自の世界を確立した。版画作品のほか、山の紀行文なども執筆し、多くの版画集、画文集を発表した。99年没
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