内容説明
絶対主義王権の伸長、華麗な芸術の開花とともに高まる再統合、内部論争、世界宣教の気運、スラヴ正教会世界の動向と日本におけるキリシタン禁制史を扱う章を加えて、叙述にいっそうの充実が図られた。
目次
第1章 絶対主義の時代における信仰分裂の波紋―宗教的発展と神学論争 合同の試み
第2章 教会の新しい生命力―世界宣教、改宗およびバロック世界の形成
第3章 世俗化の萌芽―絶対主義王権と新思想
第4章 十七世紀におけるキリスト教と人間と社会―特にフランスを中心に
第5章 東方スラブ諸国におけるビザンティン式典礼の諸教会
第6章 徳川幕府によるキリスト教の弾圧
感想・レビュー
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- 和書
- 問題温泉 文春文庫