感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ikkoku-Kan Is Forever..!!
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文革前後の中国。ベトナム戦争時の米国。加藤周一が中国とアメリカに行くお話は、『羊の歌余聞』の補足といったところか。昔、『日本政治思想史研究』と『現代政治の思想と行動』という丸山眞男の主著を二つあげて、高校時代に読ませて、「前者が面白いと思ったら思想系へ、後者なら政治学へ行きなさい」なんてことを言ったとか言わないとか、どこかで読んだけれど、私は『研究』の方が『思想と行動』より遥かに面白い、と即答するタイプなので、加藤さんの政治評論&紀行はなかなか厳しいものがある。2014/09/11
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