PHP新書<br> 「競争優位」のシステム―事業戦略の静かな革命

PHP新書
「競争優位」のシステム―事業戦略の静かな革命

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  • サイズ 新書判/ページ数 221p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569608518
  • NDC分類 336.1
  • Cコード C0234

出版社内容情報

  企業の競争力を決定づけるものは何か? スピード・組み合わせ・集中特化情報の視点から、事業システムの差別化という<新しい競争>を論ずる。  企業は新商品や新サービスの開発をめぐって熾烈な競争を繰り広げている。しかし現在、情報技術の発達を背景に、新しい、より重要な競争が始まっている。それは、部品や原材料の調達・生産・販売と流通・アフターサービスなどの「事業の仕組み」すなわち「事業システム」の競争である。 本書の目次はいかの通り。●序章??新しい競争の始まり ●第1章??事業システムとは何か ●第2章??スピードの経済 ●第3章??組み合わせの経済 ●第4章??集中特化と外部化 ●第5章??「新しい事業システム」はなぜ生まれたか ●第6章??情報化のパラドクス ●第7章??競争優位をいかに持続するか ●終章??さらなる競争の始まり。 新たに台頭したシステムに共通するのは「スピード」「組み合わせ」「集中特化」の論理て゜あると著者はいう。本書は、フェデックス、アスクル、ファルマなど、多くの事例をもとに<競争優位>に立ち続けるための企業戦略を論ずる。  ●序章 新しい競争の始まり ●第1章 事業システムとは何か ●第2章 スピードの経済 ●第3章 組み合わせの経済 ●第4章 集中特化と外部化 ●第5章 「新しい事業システム」はなぜ生まれたか ●第6章 情報化のパラドクス ●第7章 競争優位をいかに持続するか ●終章 さらなる競争の始まり。 

内容説明

企業は新商品や新サービスの開発をめぐって熾烈な競争を繰り広げる。しかし現在、情報技術の発達を背景に、新しい、より重要な競争が始まっている。それは、部品や原材料の調達・生産・販売と流通・アフターサービスなどの「事業の仕組み」すなわち「事業システム」の競争である。新たに台頭したシステムに共通するのは「スピード」「組み合わせ」「集中特化」の論理であると著者はいう。本書では多くの実例をもとに「競争優位」に立ち続けるための企業戦略を論ずる。

目次

序章 新しい競争の始まり
第1章 事業システムとは何か
第2章 スピードの経済
第3章 組み合わせの経済
第4章 集中特化と外部化
第5章 「新しい事業システム」はなぜ生まれたか
第6章 情報化のパラドクス
第7章 競争優位をいかに持続するか
終章 さらなる競争の始まり

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

110
加護野先生が従来から言われていることが新書ながら詰め込まれています。商品やサービスを提供するためのビジネス的なモデルについてこれからが重要であるといわれています。確かにそのようなことを言われると日本の先行きが見えてくるのかもしれません。今から17年前に書かれていますが内容は古びていません。2016/04/17

Naota_t

3
★3.5/本書の「事業システム」は、今で言う「ビジネスモデル」であり、その競争優位性の基礎的な部分を説明する。1999年の本だが、今に読んでも違和感なく学びが多かった(ECは的外れだが仕方がない)。数多くの企業が引用されている点も良い(当時のミスミは人事を外出ししていたが、今では内製化している)。この頃から「価値創造プロセス」に言及しているのは興味深い。競争優位の根本は「人」であり「小さな工夫の積み重ねから作られた能力」だと思う。また、「顧客の声を聞きつつ迎合しない」とは真理。私も日々の仕事で痛感する。2023/06/05

Humbaba

1
情報システムそのものが競争優位のものとなることはない.つまり,それ以外の部分こそが大切である.自社のビジネスについて戦略上どのような位置づけになるかを考える必要がある.2010/07/02

yucarhythm

1
思ったより読みやすかった。ちょっとケースが古いけどまだまだ読めると思う。2009/07/29

凡人

0
ロジスティクスを含めた事業システムの重要性が記載されていた。速さ、組み合わせの優位性は、納得させられる。 問題は、自分の組織でいかにそれらを構築するかだ。2022/09/19

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