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目標管理のコンティンジェンシー・アプローチ

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  • サイズ A5判/ページ数 244p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784561263999
  • NDC分類 336
  • Cコード C3034

内容説明

近年、従来の年功主義的な人事制度から成果主義的なそれへの移行が唱えられるなかで、目標管理に対する関心は高い。目標管理に関する多くの出版物がみられるが、それらの多くは事例紹介や目標管理をうまく展開するためのノウハウを示したものである。目標管理に関する学術的な研究は、ほとんどなされていない。そのため、目標管理とは何であるのか、その効果は何か、またそれをどのようにして測定することができるのかといったことは明らかにされていない。本書の第1の目的は、このような目標管理に関する重要な、しかし曖昧にされてきた点を明らかにすることである。本書の第2の目的は、目標管理のコンティンジェンシー・アプローチを示すことである。コンティンジェンシー・アプローチとは、あらゆる環境で有効な唯一最善の方法は存在せず、環境が異なれば有効な方法も異なるという考え方である。目標管理についていえば、あらゆる環境でうまくいく目標管理は存在せず、環境が異なればうまくいく目標管理のタイプも異なるとする考え方である。これを実証的に示すのが、第2の目的である。

目次

目標管理研究の必要性
第1部 目標管理の理論的分析(目標管理の理論的特徴と構成要素;日本における目標管理の展開と現状;目標管理の効果とその測定)
第2部 目標管理の実証的分析(目標管理の一事例;目標管理の部門別・階層別展開;職務特質と目標管理)
結論と今後の課題

著者等紹介

奥野明子[オクノアキコ]
1970年兵庫県に生まれる。1993年大阪市立大学商学部卒業。1999年大阪市立大学大学院経営学研究科博士課程単位取得。1999年大阪経済法科大学経済学部専任講師。2003年より大阪経済法科大学経済学部助教授。博士(経営学)
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