山村再生 21世紀への課題と展望

山村再生 21世紀への課題と展望

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  • サイズ A5判/ページ数 342p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784540980701
  • NDC分類 361.76
  • Cコード C3036

出版社内容情報

現代山村の再生を、流域住民全体の課題として捉える流域社会論を基本に据え、村落組織、地域福祉、地域づくり、グリーン・ツーリズム、さらに先進国の条件不利地域政策などの多様な視点から接近。

内容説明

本年報は、1997年秋の日本村落研究学会大会のテーマ・セッションにおける報告原稿を中心。テーマには、1995年と1996年の「環境」「有機農業」とならんで、重要な現代的論点である山村問題をとりあげた。

目次

現代山村の諸相と再生への展望
山村生活の維持と村落組織の対応―秋田県山本郡藤里町米田地区の事例
地域介護ネットワークシステムへの展望と課題―要援護高齢者の在宅生活の可能性について
山村自治体の再編と地方分権―山形県西村山郡西川町N集落の定点調査を中心に
農山村におけるグリーン・ツーリズムの展開とその意味―ポスト・モダンの、もう一つのツーリズム:北海道・十勝ネットの事例から
オーストリアとスイスの山岳地域政策
食糧法下における中山間地域農業・農村振興の課題―新潟県を事例として
津南町における町づくりの展開と推進主体〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

47
このシリーズの最大の難点は、高価な本であることですね。高すぎますよ。大野晃名誉教授は、限界集落では、あとつぎ世帯減少、流入人口停滞、田畑耕作放棄地増大、放置林化、伝統芸能衰退が高い割合と、データにより提示される。もって、山村危機的状況を浮き彫りにした。そこで、松岡昌則教授は、住み続けられるためには、【集落の統合性と自立性を保持しつつ村落を超えて協力していく必要性】を説かれた。今日的にも、村落存続の危機は加速するため、林直樹教授の【撤退の農村計画】というコンパクトタウンの動向も含めて再検討が大切か?2023/09/08

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