内容説明
この書物は、主として1970年代以降、広い意味で労働に関わり現代日本の産業社会の諸現象を実菜調査の手法を用いて探究してきた9人の著者が、自らの経験をふまえて、調査をめぐる今日的な問題状況を明らにかし、そのあるべき姿をさぐった体験的調査論の試みである。
目次
調査の現場から(在宅勤務調査の経験から;“調査洪水”時代の調査・研究;小売業の労働時間と生産性研究を振り返って―調査研究の原点はフィールドにあり;行政機関委託型調査の「できるかぎり」の活用を;共同研究の楽しさと難しさ;経験的調査管理学;調査対象への接近、分析手段そして調査屋の倫理;調査の蓄積;「調査」の氾濫のなかで)
座談会 調査研究者にとっての現在
われわれが関わった労働調査一覧
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