内容説明
人のこころのたどるはるかな旅路には、たちむかわなければならない嵐があり、越えなければならないいくつもの峠がある。本書はひろい視野をもつ体験ゆたかな一精神科医が、あたたかい筆致で人のこころの一代を語る。「結婚を決意させた運命の一冊」として、テレビや週刊誌で紹介された、いま、話題の本。紀子さんの愛読書。
目次
第1章 人生への出発
第2章 人間らしさの獲得
第3章 三つ子の魂
第4章 ホモ・ディスケンス
第5章 人間性の開花
第6章 人生本番への関所
第7章 はたらきざかり
第8章 人生の秋
第9章 病について
第10章 旅の終り