出版社内容情報
「ヒトゲノム計画」や「分子生物学」等の最新研究成果に基づいて、遺伝子・環境・病気の関係をわかりやすく解説。遺伝子にまつわるさまざまな疑問や誤解をスッキリと解消する。ライフサイエンスだけでなく健康・ダイエットに関心のある現代人必読の一冊。
内容説明
「ヒトゲノム計画」や遺伝子DNAを中心に生物の生きている様を調べる「分子生物学」の最新知識をベースに、生命の不思議と、遺伝子と病気の関係をわかりやすく解説。
目次
1章 遺伝子は生物の運命をどこまで決めるか
2章 生命誕生という奇蹟と生物進化の謎を探る
3章 1個の受精卵からヒトが誕生する
4章 胎内環境が成人の健康を決める
5章がんが遺伝子の病気とはどういうことか
6章 ウイルスは遺伝子の小包である
7章 肥満と糖尿病が人類を襲う
著者等紹介
生田哲[イクタサトシ]
薬学博士。1955年北海道函館市出身。東京薬大大学院卒業後、アメリカで遺伝子やタンパク質の構造、ドラッグデザインをテーマに研究生活を送る。シティ・オブ・ホープ研究所やカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)などの博士研究員を経て、イリノイ工科大学助教授(化学科)となる。現在はおもに日本で、精神や心のはたらきを遺伝子や脳内物質といった分子レベルで解析するなど、生命科学に基づいた著作の執筆を続けている
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