出版社内容情報
インターネット・マーケティングの基本的なアイデアからその可能性まで、「デジタル」「ネットワーク」「個別化」をキーワードに、独自のコンセプト化と豊富な図表により解説。第一人者による本格テキストの決定版!
詳しい目次
監訳者のことば
序文
第1部 インターネット・マーケティングのフレームワーク
第1章 イントロダクション
● WWWの原初
● ウェブの商用の始まり
● ドット・コム(.com)の世界
● 20世紀のマーケティングとテクノロジー
● 本書のアプローチ
第2章 デジタルの世界
● より良く、より速く、より安く
● デジタルであること
● ムーアの法則とデジタルのコスト
● デジタル環境
● デジタルの結合性
● デジタル化はどう機能するか
● マーケティング・プロセスのデジタル化
第3章 ネットワーク
● グローバル・マトリックス
● ネットワークを利用したマーケティング
● なぜインターネットは機能するのか
● インターネットがうまく動かない時
● 企業内のネットワーク
第4章 個別対応のオンライン
● デル・トライアングル
● 個別対応のオンライン・マーケティング
● オンラインでの消費者の行動
● ウェブ・ユーザー
第5章 ウェブ・ビジネス・モデル
● Yahoo!する?
● ウェブが企業にもたらす便益
● クローズド・ループ・マーケティング
第2部 インターネット・マーケティングのテーマ
第6章 カスタマー・サポートとオンラインの質
● オンラインの問題解決
● コスト節減
● オンラインの質の向上
● オンラインでのカスタマー・サポートの正当化
● 協働生産
第7章 パーソナライゼーション
● デイリー・<ミー(私)>
● パーソナライゼーションとマーケティング
● パーソナライゼーションと消費者の利益
● パーソナライゼーションの実践
第8章 新製品開発とネット
● ハイテク戦争とブラウザー戦争
● スピードの必要性
● 迅速な新製品開発
● スタンダード・マーケティング
● 情報の加速化
第9章 トラフィックとブランド構築
● 賢いブラウジング
● ウェブ・トラフィックを求めての戦い
● ドメイン名
● ポータルでの表現力
● 広報とクチコミ
● バナーとボタン
● トラフィック誘発源の評価
第10章 オンライン・コミュニティ
● 家系図
● コミュニティがオンラインで作られる
● オンライン・コミュニティの基礎
● オンライン・コミュニティの立ち上げ
第11章 オンラインの世界における価格設定
● 価格設定の力
● 価格感応度とインターネット
● リアルタイムの価格設定
● 一括販売(バンドリング)
第12章 電子商取引
● XMAS.COM
● 電子商取引の発進
● 電子商取引のPACE
● 電子商取引と流通戦略
● 電子商取引のケーススタディ
● ネットとの競争
用語解説
索引
内容説明
ネットの威力を最大限に活かす顧客獲得・維持の究極のツール!デジタル、ネットワーク化、個別対応の根本的な理論から、ブランドやトラフィック、オンライン・コミュニティの構築といった実務手法まで、独創的なコンセプト化によって明快に解説。第一人者による本格テキストの決定版。
目次
第1部 インターネット・マーケティングのフレームワーク(イントロダクション;デジタルの世界;ネットワーク;個別対応のオンライン;ウェブ・ビジネス・モデル)
第2部 インターネット・マーケティングのテーマ(カスタマー・サポートとオンラインの質;パーソナライゼーション;新製品開発とネット;トラフィックとブランド構築;オンライン・コミュニティ;オンラインの世界における価格設定;電子商取引)
著者等紹介
ハンソン,ワード[Hanson,Ward]
1977年ウィスコンシン大学卒業。1980年スタンフォード大学経済学修士。1985年スタンフォード大学経済学博士(産業組織論)。シカゴ大学経営大学院助教授(産業論・マーケティング)。1989年パーデュー大学経営大学院助教授(経営学)。1995年スタンフォード大学経営大学院講師。1996年スタンフォード大学経営大学院助教授。現在に至る。新しいインターネット経済をビジネスに結び付ける仕事で先端的な業績をあげ、米国で最も注目されている学者の1人。96年冬からスタンフォード大学で初のインターネット・マーケティングの講座を設けたが、これは世界でも先駆的な内容であった。97年からはさらにパーソナル化や電子商取引技術に焦点を当てた高度なインターネット・マーケティングの講座を開設している。またインターネット関連企業やNPOなどのコンサルタントとしても活躍している
上原征彦[ウエハラユキヒコ]
1968年東京大学経済学部卒。その後、日本勧業銀行(現第一勧業銀行)、流通経済研究所を経て、79年明治学院大学経済学部専任講師、80年同助教授。現在、明治学院大学経済学部教授。専攻は流通論、マーケティング戦略論。主な著書に『マーケティング』(日本規格協会、共著、1981)、『流通のダイナミックス』(誠文堂新光社、共著、1984)、『経営戦略とマーケティング』(誠文堂新光社、1986)、『マーケティング・ベーシックス』(同文舘、共著、1995)、『マーケティング戦略論』(有斐閣、1999)
長谷川真実[ハセガワマミ]
1959年生まれ。立教大学社会学部卒業。主な訳書に『記憶の底から 家庭内暴力を語る女性たち』(青弓社、1995年)、『ウォルマート 世界最強流通業の光と影』(日経BP社、2000年)、『アマゾン・ドット・コム』(日経BP社、2000年)など
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