内容説明
人口減少社会で経済活力を高めようとすれば、観光振興は最重要の政策課題である。観光大国スペインでのヒアリング調査を交え、「地域活性化」への道筋を提示する。―現代観光の意義と方法を初めて基本から書き下ろした本格的「観光立国」論。
目次
序章 観光が広げる可能性
第１章 大競争を勝ち抜く観光立国（観光事業の再出発と「大競争」；サービス産業が決める日本の未来 ほか）
第２章 人口減少社会を救う交流活力（人口減少社会の到来；神戸が示した人口減少の痛み ほか）
第３章 持続する観光効果（観光の経済効果；始まった観光立国推進の動き ほか）
第４章 スペインに学ぶ観光立国（行動する観光大国；一人二役会社が広げる可能性 ほか）
著者等紹介
額賀信［ヌカガマコト］
１９４６年、群馬県生まれ。７０年、東京大学法学部卒、日本銀行入行。７６～７８年、オックスフォード大学留学、経済学修士卒（Ｍ．Ｐｈｉｌ取得）。９６年、神戸支店長。９７年、日本銀行退職。９８年、（株）ちばぎん総合研究所取締役社長
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