呼吸ケア実践ハンドブック―管理とリハビリテーションのすべて

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  • サイズ B5判/ページ数 290p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784524241170
  • NDC分類 493.3
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 専門医・研修医をはじめ,理学療法士,呼吸療法士など呼吸ケアに関わるすべての医療スタッフを対象に,医療現場の実情に即した急性期・慢性期における呼吸ケアを実践的に解説.チーム医療を重視し,呼吸ケアの包括的な内容と目的,評価,必要な疾患や薬剤の知識をわかりやすく示す.関連ガイドラインとも整合性をもたせ,より実際的な呼吸ケアの内容を詳述.    

《目次》
【内容目次】
第I章 呼吸ケアの目的
1.呼吸ケアを実施する際の基本的な考え方
2.呼吸ケアとチーム医療
第II章 呼吸ケアにおける評価
1.呼吸ケアに必要な身体所見の診方
2.呼吸ケアに必要な生理機能検査
3.呼吸ケアに必要な画像診断
4.呼吸ケアにおけるモニタリング
5.呼吸リハビリテーションにおける評価
a.運動耐容能
b.呼吸困難
c.QOL
第III章 呼吸ケアに必要な疾患の知識
1.COPD
2.肺結核後遺症
3.間質性肺疾患
4.ARDS
5.肺 炎
6.睡眠時無呼吸症候群
第IV章 呼吸ケアに用いられる薬剤の知識
1.呼吸ケアに用いる薬剤
2.吸入療法・エアロゾル療法
第V章 急性期の呼吸ケアの実際
1.調節酸素療法
2.急性期の呼吸理学療法
3.気道管理
4.人工呼吸療法
5.NIPPV
第VI章 慢性期の呼吸ケアの実際
A.慢性期の呼吸ケア/総論
1.呼吸リハビリテーションを実施する際の基本的な考え方
2.運動療法の基本的な考え方
B.慢性期の呼吸ケア/各論
1.コンディショニング
2.運動療法の実際
3.呼吸筋トレーニング
4.ADLトレーニング
5.患者教育
a.日常生活管理
b.栄養療法
c.心理社会的ケア
d.在宅酸素療法
e.安定期のNIPPV
f.nasal CPAP療法
6.呼吸リハビリテーションの維持・在宅呼吸リハビリテーション
索引

内容説明

わが国では、団塊の世代が定年を迎えようとしている今日、高齢化社会への急激な移行に伴いさまざまな社会問題が一挙に増幅し、現実的な対応が求められる状況になりつつあります。医療においても、とりわけ高齢者に多い慢性呼吸器疾患患者の数は飛躍的に増大し、その対応は医療経済を含めて重要な国民的課題となることが指摘されています。このような情勢下にあつて、この度、南江堂より呼吸ケアの実践的なマニュアルをつくる機会をいただきました。本書を企画するにあたり、施設により異なる医療環境の中でも十分に活用していただけるような呼吸管理や呼吸リハビリテーションの実用書を目標にしました。

目次

第1章 呼吸ケアの目的
第2章 呼吸ケアにおける評価
第3章 呼吸ケアに必要な疾患の知識
第4章 呼吸ケアに用いられる薬剤の知識
第5章 急性期の呼吸ケアの実際
第6章 慢性期の呼吸ケアの実際

著者等紹介

永井厚志[ナガイアツシ]
東京女子医科大学第一内科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。