高齢者運動処方ガイドライン

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高齢者運動処方ガイドライン

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  • サイズ B5判/ページ数 113p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784524224265
  • NDC分類 494.78
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 高齢者のQOL向上が重視されるなか,積極的な運動療法を研究報告をもとに明らかにした初めてのガイドライン.インスリン抵抗性,血清脂質,筋力,全身持久力,心機能の観点から,歩行や水泳などの有酸素運動トレーニングやレジスタンス運動トレーニングの有効性を解説.具体的運動処方プログラムを疾患別に記載し,現場の臨床医,理学療法士,スポーツトレーナーに役立つ指針である.    

《目次》
【主要目次】
I 高齢者の運動療法総論
 1 高齢者と運動
  1. 高齢者の運動機能
  2. 生活習慣病
  3. 21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21)
  4. 高齢者のQOLの維持・向上
 2 高齢者の身体的特徴と生理機能
  1. 加齢と筋線維,筋量,筋力
  2. 加齢と運動耐容能
  3. 筋力トレーニング
 3 有酸素運動の効果
  1. 有酸素運動とは
  2. 健康づくりにおける有酸素運動の位置づけ
  3. 有酸素運動で期待される効果
  4. 有酸素能力の改善に必要なトレーニング条件
 4 レジスタンス運動の効果
  1. 高齢者を対象としたレジスタンストレーニング効果
  2. 高齢者における運動指導
  3. 今後の課題
II 疾患別運動療法とそのプログラム
 1 糖尿病
  1. 高齢糖尿病患者の生理機能の特徴と運動効果
  2. どのような運動をいつ行うか
  3. 運動療法をどのように始めるか
  4. トレーニングプログラム例
  5. 今後の課題
 2 脳卒中
  1. 高齢脳卒中患者の生理機能の特徴と運動の効果
  2. どのような運動をいつ行うか
  3. 運動療法をどのように始めるか
  4. トレーニングプログラム例
  5. 今後の課題
 3 高血圧症
  1. 高齢高血圧症患者の生理機能の特徴と運動の効果
  2. どのような運動をいつ行うか
  3. 運動療法をどのように始めるか
  4. トレーニングプログラム例
  5. 今後の課題
 4 虚血性心疾患
  1. 高齢虚血性心疾患患者の生理機能の特徴と運動効果
  2. どのような運動をいつ行うか
  3. 運動療法をどのように始めるか
  4. 運動療法の効果
  5. 運動処方の実際
  6. トレーニングプログラム例
  7. 今後の課題
 5 高脂血症
  1. 高齢高脂血症患者の生理機能の特徴と運動の効果
  2. どのような運動をいつ行うか
  3. 運動療法をどのように始めるか
  4. トレーニングプログラム例
  5. 今後の課題
 6 骨粗鬆症
  1. 高齢骨粗鬆症患者の生理機能の特徴と運動の効果
  2. 高齢者骨粗鬆症の診断
  3. どのような運動をいつ行うか
  4. 運動療法をどのように始めるか
  5. トレーニングプログラム例
  6. 転倒予防に対する運動

内容説明

インスリン抵抗性、血清脂質、筋力、全身持久力、心機能の観点より、歩行や水泳などの有酸素運動トレーニングやレジスタンス運動トレーニングの有効性を解説し、高齢者のQOL向上のための具体的運動処方プログラムを疾患別に記載。

目次

1 高齢者の運動療法総論(高齢者と運動;高齢者の身体的特徴と生理機能;有酸素運動の効果;レジスタンス運動の効果)
2 疾患別運動療法とそのプログラム(糖尿病;脳卒中;高血圧症;虚血性心疾患;高脂血症;骨粗鬆症)

著者等紹介

佐藤祐造[サトウユウゾウ]
名古屋大学総合保健体育科学センター・大学院医学系研究科健康社会医学教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。