出版社内容情報
「金大中政権の経済改革と21世紀韓国経済の行方」の章を新たに追加。
内容説明
金大中政権の構造改革のプロセスを克明に分析し、第８章を加筆。２１世紀の韓国の政治・経済システムを展望する。
目次
第１章 韓国資本主義分析への視点
第２章 権威主義体制下の開発と社会変動
第３章 日米依存の成果と歪み―従属的発展の実相
第４章 財閥の形成と経済力の集中
第５章 支配三者関係の政治経済学―政府・外資・財閥三者間の協議と対立
第６章 脱権威主義社会への途―産業民主化の苦悩
第７章 世界システムのなかの朝鮮半島―ポスト冷静と朝鮮半島の行方
第８章 金大中政権の経済改革と二一世紀韓国経済の行方
著者等紹介
朴一［パクイル］
１９５６年、在日韓国人三世として兵庫県に生まれる。１９８０年、同志社大学商学部卒業。１９８８年、同志社大学大学院博士課程修了、商学博士。１９８８年より立正大学経済学部専任講師（～９０年まで）。１９９０年より大阪市立に勤務。現在、大阪市立大学大学院経済学研究科教授。韓国高麗大学客員教授、同志社大学兼任講師。専攻、アジア経済論（朝鮮半島の政治と経済）
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