未来喪失

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  • サイズ B6判/ページ数 650p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784492222133
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0036

出版社内容情報

「ニッポンの未来は~」本当にあるの?  政治改革にリカちゃん人形、もののけ姫に狂牛病、IT化に宝塚。無数の角度から「時代の真実」に迫る、壮大でオシャレな一冊。

内容説明

男たちがカッコ悪く見えるのはなぜ。日本に元気がないのはなぜ。今、“虚構”が“現実”への聖戦を始める。物事の隠れた、不思議なつながり。ちょっと賢くなってみませんか。

目次

序論 未来はなぜ失われたか
1 過去喪失(サブ・テーマ概論;安らぎのタイム・ポケット;共同体への夢と幻滅 ほか)
2 現在の解体(サブ・テーマ概論;アニメ化された現実;「みっともない日本人」の自己弁護 ほか)
3 未来喪失(サブ・テーマ概論;文明という名の惚け;狂牛病が教えるもの ほか)
結論 死と生の逆説

著者等紹介

佐藤健志[サトウケンジ]
1966年生まれ。東京大学教養学部卒。作家・評論家
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感想・レビュー

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tm.

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母の友人の娘婿さんの作品。「日本人の死滅こそが、未来の本質だった」「社会における時間の流れはどんどん加速しているため、進歩が持続すればするほど、妊婦は社会の時間の流れから取り残されたことになる」「妊娠した女性は、加工を通過する未来をはらんだ現在という多層的な時間を生きる存在」など私には目新しいものの見方でした。私も未来は必ず良いものではないと思っていたので共感する部分があった。そして、うちの家系は無意識に日本人でなくなることを実践してきた気がしてきた。2021/03/25

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