内容説明
小国フランドルに生まれたために、アナーキーが制度と化した17世紀ヨーロッパを、芸術的才能を駆使して生き抜いたルーベンスの華麗なる生涯。
目次
第1章 強運の画家ルーベンス
第2章 ルーベンスが生きた時代のヨーロッパ
第3章 ようこそ!権謀術数の世紀へ
第4章 十六・七世紀のネーデルランド
第5章 ルーベンスの華麗なる生涯
第6章 ルーベンスと同時代を生きた人々
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
aisu
11
タイトルからルーベンスがあちこち行った時に書いた書簡などから、当時のヨーロッパを思いつつルーベンスの人物像を探る本かと思ったら、、、3分の2ほどは当時のヨーロッパを著者から説明受けてるような感じだった。だってややこしいんですもの。「オランダ」の画家じゃないし、「ベルギー」大使でもないし(苦笑)。おかげでスペイン領ネーデルランド総督イザベラ王女とアルブレヒト大公夫妻というのが何なのかちょっとわかった。しかもハプスブルク家の成り立ちから説明されていたのでなるほどと。2015/07/24
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1
期待してたんと違った。 ほとんど、西洋史の復習しておきましょうか的な内容。西洋史って、かいつまむと余計にわけわからなくなる気がする。 アルテミジア・ジェンティレスキ関連の本読みたくなった。2018/12/16