感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちい
2
時代をタイムスリップしたような感覚になるほど、生々しい内容。まさに唯我独尊状態であった清王朝の皇帝だが、数奇な運命に翻弄されたその人生には同情したくなる。騙され・脅され、日本の傀儡国家の執政となる場面では、占いに頼り、なす術なくオロオロし、怒りに震えるなど、人間らしい内面が垣間見える。皇帝として即位するため、早くから母親から引き離され、満足に愛情を受けることができなかった溥儀は「皇帝だから」という誇りとプライドだけが、自分の支えだったのだろう。ゆえに、何がなんでも皇帝でなければならなかった。2023/09/13
読みmas
2
読む前は気軽に国に利用される人生で特に欲がない人かなと思ったら結構野心のある人で驚いた 二度皇帝になった人の心の闇は深い2017/08/22
すいれん
2
文献になれば、はじめから傀儡であることが決まっていた人生だと判る。けど自伝は生々しい。年表や系図、地図を見ながら読み進める。小さな活字で2段、かなり時間を要した。2016/01/04
金平糖
1
B。2021/10/16
悸村成一
1
読了4冊め。図書館本。レプリカ。ユダヤ・プロトコル。阿Qの悲劇。本文約881枚。4刷1985年。2021/01/21
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- 和書
- 近代日本の郊外住宅地