目次
第1部 団体・個人・基本権(団体の人権主張適格;ベルエポックの法人論争―憲法学と民法学の対話のために;アメリカにおける会社の法人論の展開 ほか)
第2部 司法と民主政(憲法上の「司法」観念とその展開―ドイツと日本の比較;「公開裁判原則」再論―人事訴訟制度に関連して;「コオルとしての司法」をめぐる一考察 ほか)
第3部 立憲主義と憲法学(憲法学における「安全」と「安心」―予備的考察;ジェンダーと憲法学―人権論・シティズンシップ論の再編と憲法学の課題;立憲主義において国家を縛るもの―樋口「立憲主義」論を手がかりとした憲法の規範構造論・序説 ほか)