出版社内容情報
【内容紹介】
ロダンの生い立ちと彫刻との出会い、自らが語る「私は50歳まで、貧乏がもたらすありとあらゆる苦労を味わった」という不遇の時代から、世界的名声を獲得していくまでの人生を、作品と共に詳細に辿る。また、カミーユ・クローデルなど、ロダンを取り巻く女性たちの物語も書簡を通して紹介する。ロダン美術館写真部門の文書館員である著者が、貴重な資料と図版をあますところなく活用した、絶好のロダン案内書。
【詳細目次】
第1章「きみは芸術のために生まれた(フールケ)」
第2章「私は50歳まで、貧乏がもたらすありとあらゆる苦労を味わった(ロダン)」
第3章「彼は限りなく、すべてだった(ミルボー)」
第4章「単純化こそが、真に偉大なのだ(ロダン)」
第5章「そして、名声が訪れる・・・・・・(リルケ)」
資料編
ロダンをめぐる女性たち
女性彫刻家カミーユ・クローデル
ロダンと文学者たち
ロダンと写真家たち
大勢の人が訪れたロダンの有名なアトリエ
技術と手法
ロダン美術館によるブロンズ像の複製
内容説明
ロダンは6人の人物を別々に、伝統的な手順に従って、着衣像の前に裸体像で表現した。「あとはこの上に衣服を乗せればよい。すべてが密着して震える。それは血と肉をもつものであり、冷ややかな人形ではない」。ロダンの生涯と業績を、多くの珍しい図版とともに辿った評伝。
目次
第1章 「きみは芸術のために生まれた(フールケ)」
第2章 「私は50歳まで、貧乏がもたらすありとあらゆる苦労を味わった(ロダン)」
第3章 「彼はかぎりなく、すべてだった(ミルボー)」
第4章 「単純化こそが、真に偉大なのだ(ロダン)」
第5章 「そして、名声が訪れる…(リルケ)」
著者等紹介
ピネ,エレーヌ[ピネ,エレーヌ][Pinet,H´el`ene]
1952年生まれ。ルーヴル学院卒。1976年からロダン美術館の写真部門で、文書館員として働いている。ロダンやカミーユ・クローデルに関する数多くの著書がある
高階秀爾[タカシナシュウジ]
1932年生まれ。東京大学教養学部卒。東京大学名誉教授。大原美術館館長。『近代美術史』『名画を見る眼』『美の思索家たち』など著書多数
遠藤ゆかり[エンドウユカリ]
1971年生まれ。上智大学文学部フランス文学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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