出版社内容情報
1963年にコロンビア大学において行われた、いわゆる「バンプトン講義」の全訳。『批評の解剖』で骨格を組み立て『同一性の寓話』で肉付けをしたフライの壮大な神話批評理論を、シェイクスピア晩年の劇に忠実に適用しており、緻密な理論を武器に壮大な批評体系をあざやかに構築しています。
内容説明
本書は、一九六三年十一月、コロンビア大学において「シェイクスピアのロマンスの発展」と題して行なった「バンプトン講義」を改訂したものである。シェイクスピア喜劇の概論。
目次
第1章 遠い昔話
第2章 自然への挑戦
第3章 時の勝利
第4章 海からの帰還
著者等紹介
石原孝哉[イシハラコウサイ]
駒沢大学教授
市川仁[イチカワヒトシ]
中央学院大学助教授
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