内容説明
英米倒産法の基本概念を正しく理解して初めて大陸法の基盤の上に英米法の制度と思想を「接ぎ木」したわが国の倒産法が見えてくる。イギリス、アメリカ、さらにはカナダ、オーストラリア、アジア諸国を対象に、基本概念の沿革、意義、現実での使われ方を示した、実務にも役立つキーワード集。
目次
１ 倒産手続の基本概念と種類（Ｂａｎｋｒｕｐｔｃｙ，Ｉｎｓｏｌｖｅｎｃｙ；Ｂａｎｋｒｕｐｔｃｙ，Ｌｉｑｕｉｄａｔｉｏｎ，Ｗｉｎｄｉｎｇ ｕｐ ほか）
２ 倒産手続の機関・関係者（Ｄｅｂｔｏｒ，Ｄｅｂｔｏｒ ｉｎ Ｐｏｓｓｅｓｓｉｏｎ；Ｂａｎｋｒｕｐｔｃｙ Ｃｏｕｒｔ，Ｂａｎｋｒｕｐｔｃｙ Ｊｕｄｇｅ ほか）
３ 倒産手続における法律関係の処理（Ｂａｎｋｒｕｐｔｃｙ Ｅｓｔａｔｅ；Ｐｒｉｏｒｉｔｙ ほか）
４ 消費者倒産（“Ｆｒｅｓｈ Ｓｔａｒｔ” Ｐｏｌｉｃｙ ｉｎ Ｃｏｎｓｕｍｅｒ Ｂａｎｋｒｕｐｔｃｙ；Ｄｉｓｃｈａｒｇｅ）
著者等紹介
中島弘雅［ナカジマヒロマサ］
１９５４年生まれ。東北大学法学部卒。現在、東京都立大学法学部教授。専攻、民事手続法
田頭章一［タガシラショウイチ］
１９６１年生まれ。熊本大学法学部卒。現在、上智大学法学部教授。専攻、民事手続法
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