内容説明
近代日本が生んだ最高の政論家の思想を全集から分析分類し体系的に把握した労作。人権主義人民主義三権分立主義に基づく憲法論等その政論は全政治分野に及んでいる。
目次
小伝
天皇論と皇室観
立憲主義及び議会主義、責任内閣主義
言論の自由のための闘争
条約改正反対運動と対外硬及び内地雑居
国民主義と世界主義
平和主義と日露戦争及び反軍拡論
反軍国主義及び反軍拡論
警察の本義と国事警察批判
国家と個人の関係及び人道主義と人権主義及び足尾銅山鉱毒事件
商工業経済と農業経済
近代行政理念と地方自治及び行政裁判
宗教の自由と教育及び学問の自由
道徳思想及び儒教及び女子教育
社会主義問題
司法権の独立及び法治主義と徳治主義及び大津事件と高野事件
朝鮮問題
反支那分割論及び満州問題及び北守南推論
