中京大学文化科学叢書<br> 空間・人・移動―文学からの視線

中京大学文化科学叢書
空間・人・移動―文学からの視線

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  • サイズ A5判/ページ数 171,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326848638
  • NDC分類 904
  • Cコード C3370

目次

第1章 「人生の旅人」―岐路に立つ詩人
第2章 旅と夢想―プロテスタントの場合
第3章 狩猟家の放浪と“故郷”の大地―トゥルゲーネフ『猟人日記』
第4章 死刑囚の歩みと“意志をこえた力”―ドストエフスキー『罪と罰』
第5章 小説、この放浪のジャンル―イギリス、トリニダード、インド
第6章 真空地帯で小説を書く―解き放たれる英語文学

著者等紹介

伊藤進[イトウススム]
1949年愛知県に生まれる。1974年名古屋大学大学院文学研究科仏文学専攻修士課程修了。現職、中京大学教養部教授

郡伸哉[コオリシンヤ]
1957年大阪府に生まれる。1983年大阪外国語大学大学院外国語学研究科ロシア語学専攻修士課程修了。現職、中京大学教養部教授

栂正行[トガマサユキ]
1954年埼玉県に生まれる。1983年東京都立大学大学院人文科学研究科英文学専攻博士課程中退。現職、中京大学教養部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ラウリスタ~

10
三人の著者による共作。伊藤が旅、群が空間(ロシア・フォルマリストの理論に基づき、罪と罰の分析など)、栂が英語文学(植民地)。ラスコーリニコフは普段から部屋に鍵をかけない、老婆殺害時も鍵をかけていないから見つかった。閉じているようで開いている空間(これをバフチンは「敷居のクロノトポス」と名付けていたと思うが、なぜか彼の名が一度も言及されない。空間と文学という観点からドスト分析するのにバフチンの名前が出ないことなんてあるものだろうか)。というわけでここから勉強を発展させるのが難しい本。2019/08/26

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