コミュニティケアの社会福祉学―イギリスと日本の地域福祉

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  • サイズ A5判/ページ数 256p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326601523
  • NDC分類 369
  • Cコード C3036

出版社内容情報

2002年6月の社会福祉事業法改正にともない、日本の社会福祉において、地域福祉という考え方は、
21世紀のキーコンセプトとなった。日本の地域福祉はイギリスのコミュニティケアをモデルとしてきたが、在宅ケアを中心に据えるイギリスに対し、施設をケアの中心に置く日本の地域福祉は、独自の発展を遂げてきた。本書はイギリスのコミュニティケアと日本の地域福祉の歴史と現状を比較検討し、共通する理論的諸問題を追求することで、コミュニティ
ケアの今後を展望するものである。地域福祉というコンセプトの全体像をつかむテキストと

内容説明

コミュニティケアの概念と方法。日英コミュニティケアの誕生から現状までを歴史的に比較検討、日本独自の「地域福祉」のあり方を探る。

目次

1 イギリス篇(コミュニティケア政策の展開過程;コミュニティケアの構造;コミュニティケアのマネジメントと財源 ほか)
2 日本篇(糸賀一雄「この子らを世の光に」再考―日本のコミュニティケアの原風景;コミュニティケアを意味づけるもの―ノーマライゼーションと自由最大化状況原理の視点から;保健福祉サービス提供システムの課題と解決方向―岡山県高梁市老人保健福祉計画におけるデリバリーシステムをめぐって ほか)
3 理論的諸問題(コミュニティ・ソーシャルワークと社会福祉計画;個人情報とプライバシー保護―兵庫県西宮市の緊急通報ネットワークにおける「意見書」をめぐって;コミュニティケアの費用問題 ほか)

著者等紹介

小田兼三[オダケンゾウ]
1940年大阪生まれ。1965年関西学院大学大学院社会学研究科社会福祉学専攻修士課程修了。現在、東京福祉大学社会福祉学部教授、社会学博士
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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