刑法総論

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  • サイズ A5判/ページ数 408p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326402229
  • NDC分類 326.1
  • Cコード C3032

出版社内容情報

伝統的見解ヘチャレンジしつづける板倉刑法学の決定版。刑法の具体的役割と問題解決的思考を学ぶ格好のテキスト。

従来の『新訂 刑法総論 補訂版』に2004年3月までの最新判例・資料を加え、縦書きから横書きへと装いを新たにする。オーソドックスな教科書の体系的叙述の中に通説と対比した自説を展開、豊富な判例と多彩な学説とを客観的・平易に解説する。法的思考力を養うための受験参考書としても適切な一冊。

【目次】
第1章  刑法の意義と機能
 1 刑法の意義および性格
 2 刑法の機能

第2章  刑罰論
 1 刑罰
 2 刑罰の本質

第3章  刑法理論のあゆみ
 1 客観主義刑法理論と主観主義刑法理論
 2 現代刑法理論の動向と展望

第4章  刑法の基本原則
 1 罰刑法定主義
 2 責任主義

第5章  刑法の適用
 1 特別刑法と刑法総則
 2 刑法の適用範囲

第6章  犯罪の意義と成立要件
 1 総説
 2 自然犯(刑事犯)と法定犯(行政犯)
 3 非犯罪化論
 4 ラベリング理論
 5 行為論

第7章  構成要件
 1 総説
 2 構成要件の要素
 3 法人の犯罪能力と法人処罰
 4 構成要件該当性
 5 因果関係論
 6 未遂犯
 7 不能犯
 8 原因において自由な行為

第8章  違法性
 1 違法性の本質
 2 違法性阻却事由

第9章  責任
 1 総説
 2 責任能力
 3 故意
 4 過失
 5 期待可能性

第10章 共犯
 1 共犯の基本概念
 2 共同正犯
 3 教唆犯・従犯
 4 共犯に関する諸問題
 5 必要的共犯

第11章 罪数
 1 総説
 2 実質的一罪
 3 科刑上一罪
 4 併合罪

第12章 刑罰の適用
 1 刑罰法律関係
 2 超法規的処罰阻却事由
 3 死刑

判例索引
事項索引

内容説明

体系的叙述と問題解決的思考。立法、判例、学説の進展を踏まえ、伝統的見解にチャレンジする自説の展開から、判例・学説を客観的・平易に解説する。2004年4月上旬までの最新資料を収録。

目次

刑法の意義と機能
刑罰論
刑法理論のあゆみ
刑法の基本原則
刑法の適用
犯罪の意義と成立要件
構成要件
違法性
責任
共犯
罪数
刑罰の適用

著者等紹介

板倉宏[イタクラヒロシ]
昭和9年1月生まれ。昭和31年3月東京大学法学部卒業。昭和36年3月東京大学大学院社会科学研究科民刑事法専門課程博士課程修了、法学博士。現在、日本大学大学院法務研究科教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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