教育思想双書<br> 身体教育の思想

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教育思想双書
身体教育の思想

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  • サイズ B6判/ページ数 217,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784326298792
  • NDC分類 780.1
  • Cコード C3337

出版社内容情報

「体育」という概念とは違う、「身体教育」とは何か。身体が教育と接続され、何かが語られることの意味とは?身体教育の新たな構想を示す。

身体教育を問題にするとはいかなることなのか。教育思想・体育とスポーツ・美学的視点から、原理的考察が展開される。終章において、今後の身体教育の新たな方向性を探る。

[内容] 身体教育の問い方/身体と教育を結ぶもの/身体教育とスポーツ経験/学問と教育のポリティクス/身体感性論

関連書:西岡けいこ『教室の生成のために』[教育思想双書6](小社刊)


序論 身体教育という主題

Ⅰ 身体教育の問い方
1 「身体」教育の誕生
2 方法としての身体論
3 身体論の陥穽と展望

Ⅱ 身体と教育を結ぶもの──あるいは美と生きる力──
1 「生きる力」をめぐって
2 思想の意義
3 美─生─力の哲学
4 教育への接続
5 身体という視座
6 身体教育の思想の輪郭

Ⅲ 身体教育とスポーツ経験──近現代日本人の身体──
1 身体教育とスポーツ
2 近代日本人のスポーツとの出会い
3 メディア化するスポーツ
4 「日本的」という視点
5 スポーツの変化と身体の変貌

Ⅳ 学問と教育のポリティクス
1 イメージの生成と科学神話
2 わが国におけるスポーツ科学の誕生
3 日本体育学会の光と影
4 身体教育をめぐる学問のポリティクス

Ⅴ 身体感性論
1 異文化への視線
2 身体感性論とは何か
3 実践的身体感性論の教育的価値
4 感性教育論のために

エピローグ

あとがき
人名索引
事項索引

内容説明

身体・感性・美・教育…領域を超える言説の可能性に挑む。身体を教育するとはどういうことなのか。身体の快楽を、教育はいかに活用するのか。身体教育を新たに構想する。

目次

序論 身体教育という主題
1 身体教育の問い方
2 身体と教育を結ぶもの―あるいは美と生きる力
3 身体教育とスポーツ経験―近現代日本人の身体
4 学問と教育のポリティクス
5 身体感性論

著者等紹介

樋口聡[ヒグチサトシ]
1955年福島県生れ。1983年筑波大学大学院体育科学研究科博士課程修了。教育学博士。広島大学大学院教育学研究科教授(学習開発学講座)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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