内容説明
デカルト哲学の核心を「観念」論と把え、4つの書簡から『省察』までを追う。通説を斥け、批判の刄を撥ね返す〈鉄壁のデカルト〉。
目次
1 先入見の排除(「形而上学の小篇」と〈永遠真理創造説〉)
2 感覚から観念〈イデア〉へ(『宇宙論』における「観念」;「屈折光学」における「観念」;「方法序説」「第4部」における「観念」説)
3 形而上学の成立(『省察』について;疑いの道;人間精神について;形而上学の立論;真と偽の成り立ち;「観念〈イデア〉」論としての形而上学)
デカルト哲学の核心を「観念」論と把え、4つの書簡から『省察』までを追う。通説を斥け、批判の刄を撥ね返す〈鉄壁のデカルト〉。
1 先入見の排除(「形而上学の小篇」と〈永遠真理創造説〉)
2 感覚から観念〈イデア〉へ(『宇宙論』における「観念」;「屈折光学」における「観念」;「方法序説」「第4部」における「観念」説)
3 形而上学の成立(『省察』について;疑いの道;人間精神について;形而上学の立論;真と偽の成り立ち;「観念〈イデア〉」論としての形而上学)