生命はどのようにして死を獲得したか―老化と加齢のサイエンス

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生命はどのようにして死を獲得したか―老化と加齢のサイエンス

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  • サイズ B6判/ページ数 348p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784320056008
  • NDC分類 491.358
  • Cコード C3045

出版社内容情報

●目次
第1章 加齢と老化と寿命
集団から見た死――集団レベルでの老化と死

第2章 細胞の老化と死の本質
細胞老化の進化における起源
高等動物における分裂老化
真核細胞の分裂によらない老化

第3章 老化と死の進化
遺伝子、突然変異、そして進化
老化の非進化論
老化の進化論
老化と寿命の実験操作
結 論

第4章 胚,線虫そして本当に年をとった人たちについて――老化と寿命の発生遺伝学
一寸の虫にも五分の魂があるので――C・エレガンスの老化と寿命の遺伝的制御

第5章 加齢のプロセスによく似ているヒトの遺伝病
ハッチンソン――ギルフォード早老症
ウェルナー症候群
コケイン症候群

第6章 老化にむかう細胞周期
細胞周期の調節
細胞周期と分裂老化
どのようにして細胞は時間を記録しているのだろうか?

第7章 複製不死化――がんと加齢
がんに関連する遺伝子
がんの進化上の原点

第8章 カロリー制限と最大寿命
生殖機能に及ぼすカロリー制限の影響
病気へのカロリー制限の影響
カロリー制限の免疫系への影響
高等な霊長類とヒトでのカロリー制限
それはいったい何なのだろうか?

第9章 ひと呼吸するたびに――酸化ストレスと細胞老化
酸素―非常に大切な物質であるが有毒物質でもある
加齢の酸化ストレス仮説
ヒトの老化や加齢に関連する病気で見られる酸化による損傷
ビタミンEと乳がん
抗酸化ビタミンと心臓血管疾患

第10章 脳の加齢
アルツハイマー病
アルツハイマー病の遺伝学
脳での酸化的ストレスと加齢

第11章 条件付き利点
遺伝子、老化、そして死
ヒトの最大寿命
ヒトの平均寿命
ではいくらかかるのかな
将来待ち受けていることは何?

内容説明

本書は、老化が個々の細胞レベルで始まり、それらの細胞が複製し、生物全体の老化と密接な関係をもつ過程を、わかりやすく説明している。加齢の起源と進化、がんやアルツハイマー病との類似点、加齢の症状に良く似た早老症などの遺伝病の研究によって得られた最新の知識についても、簡潔、明快な解説で専門家以外の読者にも理解しやすい。また、カロリー摂取量の制限(いわゆるダイエット)と寿命の延長との関係や、果物や野菜の中にある酸化防止剤の働きについても語る。その上、老化に焦点を当てた遺伝子治療やクローニングの実験についての話題も織り込まれている。さらに高齢化により生じる介護費用の上昇ならびにその対処法にまで話は進む。これ1冊で、生化学、免疫学はもちろん、分子遺伝学や腫瘍生化学、年金経済学にいたるまで、広範な知識を得ることができる。

目次

第1章 加齢と老化と寿命
第2章 細胞老化と死の本質
第3章 老化と死の進化
第4章 胚、線虫そして本当に年を取った人たちについて―老化と寿命の発生遺伝学
第5章 加齢のプロセスによく似ているヒトの遺伝病
第6章 老化にむかう細胞周期
第7章 複製不死化―がんと加齢
第8章 カロリー制限と最大寿命
第9章 ひと呼吸するたびごとに―酸化ストレスと細胞老化
第10章 脳の加齢
第11章 条件付き利点

著者等紹介

クラーク,ウィリアム・R.[クラーク,ウィリアムR.][Clark,William R.]
UCLAの免疫学の名誉教授で、細胞性免疫反応の国際的な第一人者

小浪悠紀子[コナミユキコ]
1970年東京大学大学院薬学系研究科修士課程修了。専門は糖質化学、生化学、免疫化学。現在、東京大学大学院新領域創成科学研究科客員共同研究員、共立薬科大学・昭和大学・聖路加看護大学非常勤講師、大東医学技術専門学校嘱託講師。薬学博士
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

偽教授

0
分厚い本なのだが、タイトルに示されている疑問への回答を一言にまとめると「分かんない」で終わる2014/02/06

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